・人間側の構成
 

・PC側の構成
 


・ダブルトーク(企画製造:有限会社ティケイ企画)
 イヤホンマイクの途中に中継コネクタがあり、もう一個の付属イヤホンマイクを
 接続して3人同時(通話相手もダブルトークなら計4人同時)に通話できる商品。
 ごっこでは2組必要。
 スケルトンモノは大嫌いなのだが、しょうがない(他にスケルトンブルー有り)。
 2000円前後。
 

・自作コード
 ・PHSからの声を、USBアダプタに入力するためのコード。
  ステレオミニミニジャックとステレオミニジャックの3極のうち
  「グランド(根元)同士」、「真ん中同士」をつなぐ。
 ・先端は接続しない(接続してしまうと、音声が入力されなくなる)。
 ・はじめ、市販のミニミニtoミニ変換ジャックと延長ケーブルでやってみた
  が、音声が入力されなかったので、KNIGHT2000制作メンバーの一人
  「Shige」に調べてもらって、この自作コードを作った。
 ・このコードではPCからの出力をPHSに入力できない(KITTの声を
  人間側PHSに送れない)ので、PCのスピーカーから出る音を、
  ダブルトークのイヤホンマイクで拾ってやる必要がある。
 ・PCからの出力をコードでPHSに入力できる方法がわかる人がいたら、
  連絡下さいm(__)m
 ジャックは電子パーツ屋で購入。
 1個200円前後。
 

 

・USBアダプタ
 ViaVoiceV8の付属品。ヘッドセットのマイク入力、イヤホン出力を
 USBに変換するアダプタ。
 これを使わずに、ヘッドセットを直接PCにつなぐことも可能。
 ただし、ViaVoiceは音源ボードの制限が厳しい(SoundBlaster100%互換
 でないとダメ、PC内部のノイズが大きいとダメ等)ので使った方がベター。
 特にごっこでは、自作コードで万が一ショートした場合にPC本体まで
 壊す可能性が低くなると思う(素人考え)ので使った方が良い。
 なお、ViaVoiceをインストールすると微妙にOSが不安定になるので注意。
 

・小型スピーカー
 本来、ウォークマンのヘッドホン端子に接続する商品。
 これが無いと、KITTの声がイヤホンマイクをしている自分だけにしか
 聞こえず、「あの人、車に話しかけてたわ!」と言われる事になる。
 ある意味リアルだが。
 2000円前後。
 電池を使うタイプ。音量は十分だが、本体サイズも大きい。
 

 電池を使わないタイプ。本体サイズは小さいものの、音量も小さい。
 

・ミニミニtoミニ変換ジャック
 ミニミニジャック(2.5mm径:PHSのイヤホンマイク端子で使われている)を
 ミニジャック(3.5mm径:ヘッドホン、スピーカーで使われている)に変換する。
 普通の家電店のオーディオコーナーで購入可能。
 1000円前後。
 

・携帯電話でなく、PHSを使う理由
 ・トランシーバ機能を使えば、通話料金は不要。
 ・トランシーバ機能は白ROM状態でも使えるので、基本使用料および通話料が不要。
 ・音質が良いので、ViaVoiceの認識率が高くなる。
  (ただしヘッドセットにはかなわない。特にサ行で始まる言葉の認識率はかなり低い)

・トランシーバ機能
 ・PHS同士で通話が可能。通話料金はかからない。
 ・基地局が無くても(電波圏外でも)PHS同士が見通し100m程度の距離なら
  通話可能。

・トランシーバ登録方法
 ・トランシーバ機能を使うには2台を登録する作業が必要。
 ・登録には、登録機能の付いた親機(家庭電話、無線TA、ホームアンテナ等)が必要。
 ・登録機能付きのPHS(641Ss等)もあるが、自分自身を登録できないので、
  登録時だけ、友達のPHSを借りれば良い。
 ・ドコモショップ(ドコモの直営店)で、有料で登録してくれるはずなのだが、
  ショップによって親機が無かったり、知識がなかったりするので「何ソレ?」な
  対応をされたら、さっさと別のショップに行くのが吉。
 ・登録した2台をセット販売している通販業者もある。
 ・原則、キャリアが異なると登録できない(裏技的にできる機種もあるらしい?)。

・白ROM機
 解約したPHS(携帯電話)のこと。
 通常の通話はできないが、トランシーバ機能は使える。

・白ROM機の入手方法
 ・普通に新規契約→解約しても構わないが、契約手数料、基本料金が無駄。
 ・インターネット通販業者やヤフーオークション等なら、上記費用はかけずに済む。
  自分は2001年3月、murauchi.co.jpでトランシーバ登録済み2台セットの
  京セラTS-15を3980円で通販購入した(ただし、イヤホンマイク端子がなくて
  ごっこには使えなかったが(^_^;)

・キャリア
 ・NTTドコモ、DDIポケット、アステル等のこと。
  ちなみに自分はアステルのPHSは買ったことがない。

・自動切断
 ・トランシーバモードは電波法の関係上「3分毎に自動的に一旦切断される」が、
  「3秒後に自動的に再接続される」。
  セリフがこの3秒にかかってしまった場合のフォロー用に、「KITT、返事をしろ」
  「もう一度言って下さい、マイケル」のようなボイスマークを作っておく。
 ・DDIのfell-H"から採用された新規格は再接続されず、完全に切れてしまうので
  ごっこには不適切。

・イヤホンマイク端子
 機種によっては装備されていない場合もあるので注意。

・イヤホンブースター(株式会社アクティスオカモト)
 ダブルトークの代わりに使えると思うが、まだ試してない。
 アダプターにイヤホンマイク端子(ミニミニジャック)とヘッドホン用端子
 (ミニジャック)がある。イヤホンマイクとヘッドホンは別売り。
 ごっこでは、ヘッドホンの代わりにスピーカーをつなぐ。
 動作に水銀電池が必要。
 3000円前後。
 

・イヤホンマイク装着場所
 ・胸の前に垂らす本来の使い方の場合
  ダブルトークのイヤホンマイクは真正面を向いたままだと入りが悪く、
  ほんの少し首をかしげる必要がある。
 ・袖口に隠して、コムリンクに話しかけるようにする場合
  車のそばにいる時or車内であっても、腕を上げる必要がある。

・ここまで複雑な事をしなくても
 ・VAIO C1のような小型PCを身につけてしまう
 ・BlueToothのヘッドセットプロファイルの普及を待つ
 という方法もある。